親子関係やパートナーとの関係でトラウマを抱える女性のこころのケア

「いつ、結婚するの?」と言われて、もやっとする理由と対処法

 
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大谷 あおい
徳島市で女性のための心のケアをしています。身体やこころが縮こまっていたりしんどくなっている方がのびやかに生きられるようサポートしていきます。もっと詳しいプロフィールはこちら
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実家に帰ると、「いい人いるの?」

「〇〇さんのところ、お孫さんができてね」

と母が言ってくる。

 

「やっぱり結婚して子供を産んで

幸せになってもらいたい」と言う。

 

結婚しないって決めているわけでもない。

でも積極的に婚活しようとは思わない。

もやっとしたまま、家を後にする、

なんてことありませんか?

 

その理由と対処法をお伝えします。

 

母は結婚の不幸をさんざん言ってきたのに、何故勧めるの?

父の悪口を聞くのは、私の役目だった。

結婚せずに、あのまま仕事をしていれば、

こんなことにはならなかった。

 

子どもがいなかったら離婚したのに

と、母からさんざん聞かされてきた。

 

仕事をして自分で稼ぐことが大事だと思ったから、

大学卒業後、就職した。

 

母は仕事をしていることをとても

喜んでくれていた。

 

それなのに、数年が過ぎると、

交際相手はいるのか? いつ結婚するのか?

職場でも居づらくなるよ。

可愛げがなくなるからね、

などと言い出すようになってきた。

 

仕事は、嫌なこともあるし、苦手な人もいるけど、

友達もでき、楽しいことや喜びもある。

 

ものすごい何かができるわけではないけど、

仕事で会った人が喜んでくれる時もあり、

役にたったと思える時もある。

 

こんなことを話しても、母はわからない。

女は、子どもを産んで育てることが喜びだと

言ってくる。

 

機会があるなら、結婚したり子どもを産んだり

しようと思うけど、それを求めて行動しようと思わない。

 

少しやってみたけど、なんだかな、と思う人ばかりだった。

 

「私があなたの年には、子どもを幼稚園に送迎しながら

パートにいったわよ」と言ってくる。

 

だから? それがえらいの? と心の中で言う。

言ったら、ややこしいことになって消耗するから言わないけど。

 

このもやっとした気持ちは何でしょうか?

どんなに頭で考えて納得しても、どこかで「でも・・」と

いうのがあるような感じ。

 

人は人、だと思いながら、できない自分に問題があるのではないか?

とうっすら思ってしまう。

 

主流派になれない時に感じる疎外感に近いでしょうか?

 

結婚や出産した友人と話していると、

自分が大人になれていないような気持になる時もある。

 

重要な課題をやり残しているような感じでしょうか。

 

結婚を勧めてくるのは、母の問題

お母さんの中に『娘は、将来どうなるのだろう?』という不安や

結婚していない子どもがいることを世間様から

何か言われるのではないかという恐れがあるのかもしれません。

 

あるいは、孫が産まれたという近所や友人の話を聞いて

羨ましいと思う。自分だって孫を持てるのだからと、

あなたをコントロールすることに一生懸命になる。

かつて、あなたを勉強や習い事のレールにのせたように。

 

自分の子育てが悪かったのか? と自責感や罪悪感を

感じてしまう。それらを感じたくなくて、あなたに葉っぱをかけてくる。

 

思い通りにならない時に、相手の責任とすると、

自分の内面に響かないし、自分の中で葛藤が起きるのを

避けられるということもあります。

 

お母さんの罪悪感を引き取ってしまって、『お母さんに悪い』と

どこかで思うのなら、罪悪感のループが起きています。

 

それは、『お母さんの問題』と切り分けてみるのは、

とっても大事なことです。

 

一方で、どうして結婚できないのかな? と思うことも

求められることのない自分、のような気がしたり。

「シンデレラ」や「美女と野獣」のラブストーリーは

素敵だけど、ハッピーエンドの先は描かれていませんよね。

その先の日々の生活はどうなったのでしょうか?

 

そもそも、結婚って明治以降にできた制度なのです。

誰のためにできたのか? というと

一人の男性に一人の女性をくっつけて家族にすることで、

国が管理をしやすくしたり、家族相互扶助をしてもらうことで

公的扶助を最小限にするなどの目的もあったりします。

 

そう考えると、絶対的なものでも本能というのでも

なさそうです。

現に、生涯未婚率は上昇していて、結婚にこだわらない人や、

大変そうだと思う人が増えているのだと思います。

 

これでいい、と思うのに、それだけでは足りない気がするのは?

結婚している友人と話をするとどうしても聞き役になる。

自分には日々起こる劇的な出来事は少ない。

会社のいろいろはあるけど、日常にはそれほどない。

 

夫と人間関係を作りながら子育てをしたり、

仕事にもいったり、夫の周りの人とのつきあいもしたり、

子ども関係のあれこれ、など同時に様々なことをこなすのは、

すごいなと思うけど、大変そうとも思ってしまう。

支えられたり支えたりして、いいなと思う時も

あるけど、人間関係が複雑で大変だなとも思う。

 

チャレンジしたいと思える人に出会ったらするのかもしれない。

 

結婚しないことに理由がないといけないのでしょうか?

結婚しないのなら、仕事をバリバリしないといけないですか?

何かに打ち込んでないとだめですか?

 

そんなことないですよ。

 

結婚は一つの選択。

してもいいし、しなくてもいい。

好きな相手がいてもいいし、いなくてもいい。

一緒に暮らしてもいいし、別々に暮らしてもいい。

 

あなたがやりたいことを選ぶこと、それが大事。

誰かに選ばされるのではなくて、自分で決めていいですよ。

 

決めることは難しいですか?

なんとなくずるずると、消去法で来てしまった。

だから決めたことがないと思われているかもしれません。

 

仕事も、受かったから入っただけ。

それでいいのです。

受け身のようで、そこでやっていける力って

柔軟で適応力がありますよね。

 

あなたのお母さんはどのタイプですか?

絶対結婚してほしいタイプ

 女性なんだから、結婚して子供を産むべきだと考えている。

 結婚もしないで、子どものことをあれこれ言うのは間違っている。

 子育てや結婚は素晴らしい経験だから、やり遂げるべき。

1回はしてほしいタイプ

 離婚してもいいから、1度は結婚してもらいたい。

 『結婚できない女』っていうのは困る。

 娘に何か不足があるのではと思われてしまう。

 母の子育てが間違っていたのかと思われたくない。

普段は言わないけど、ぽろっとでるタイプ

 無理に結婚しなくていいよ、あなたの自主性を大事にしてる

 といいつつ、お家のリフォームの話がでると、

 「でも、あなたが結婚した時に、2世帯住宅にした方が

 いいわよね?」と、結婚への希望を捨てていない。

 独身の親類が亡くなると、「あなたは一人で、どうするの?」

 「最後は身内よ」などと言う。

 

お母さんにもいろいろなタイプがあると思います。

結婚という経験をしないことを淋しく思う母。

背景には、多くの人がすることをしないことで、

人生において損をしているのではないかという思い。

 

経験させてあげられなかったのは、自分のせいだと思う

お母さんもいるでしょう。

お母さんが子どもに〇〇すべきという呪縛から

離れられない場合、自責感や罪悪感がでてくる。

それから逃れるために、お母さんはあなたに結婚することを

『要求する』ことになります。

 

母の「結婚してほしい」要求は、強要の場合が多い 

要求に応えないと、非難されたり罰せられると感じるなら強要と

なります。

強要と受け取ると、防衛的に反応するか反発が起きてしまいますので、

自分の考えを説明することや思いを伝えることは難しくなります。

 

お母さんの感情や娘の結婚が母にとってどうして必要なのかを

明らかにしないと話が成り立つのは難しいのですが、

お母さんは掘り下げようとはしないでしょう。

あなたが探してあげるのは、さらに難しいです。

 

お母さんにとっては、結婚でなければいけなかったり

します。一緒に暮らしているだけではダメで

法律にのっとった結婚でなければならない

というのもあるかもしれません。

 

法律婚だとたしかに保護される部分もあります。

一方で、流動性がなくなるというのも事実です。

嫌になったから、さよなら、とはなかなかできなかったりします。

別れる時にも、法的手続きが必要になります。

 

結婚=おめでたい 責任を背負う 

という構図が自分の中にもあって、

責任を背負っていない自分に対する後ろめたさ

があるのかもしれません。

 

誰に対しての責任なのか?

社会に対してなら、仕事をしていれば充分貢献しているでしょうし、

家族の世話をしているのなら、大事な役割を果たしています。

今は無業であっても、生きていることそのものが

貢献しているといえます。

 

母から言われて、もやっとしたら、母との関係を見直したり、

自分について考えてみるのはどうでしょうか?

 

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