親子関係やパートナーとの関係でトラウマを抱える女性のこころのケア

離婚もグリーフ、自分をケアしていますか? その後の日々を楽にする方法

 
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大谷 あおい
徳島市で女性のための心のケアをしています。身体やこころが縮こまっていたりしんどくなっている方がのびやかに生きられるようサポートしていきます。もっと詳しいプロフィールはこちら
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あなたにとって、離婚はどういうものだったでしょうか?

 

夫からの解放? 義母からの開放?

 

自立? 自分の思いを通した達成感?

 

相手に一矢報いることだったでしょうか。

 

やっと終わったから、もう考えたくもない

そうですよね。

 

離婚も喪失です。

喪失を嘆いたり悲しんだりする方が楽になります。

その方法をお伝えします。

 

離婚によって失うものいろいろ 

結婚したら幸せになるという思い、

最後まで二人で生きようとした思い

家族観

子どもの成長を共に見る人

経済的安心感 

夫という人  

信頼するこころ  

 

他にも人によって違いはありますが、

たくさんのものを失います。

 

離婚は配偶者の死と同様、大きなストレスという研究

があるように、ストレスフルなものですが、

グリーフ(喪失)でもあるのです。

 

近しい人が亡くなった時、

それを共有できると人と

故人のことを話したり、自分と故人の繋がりを

確認したりすることが助けになったりします。

 

離婚でも同じように、喪失を嘆いたり悲しんだりすることが

大切になります。

 

悲しみに目を向けないでいると、

知らない間に、生活に影響を及ぼしていることがあるからです。

 

人付き合いを過剰にして、自分の時間をなくしたり、

子どもを何者かにしなければと、勉強や習い事でがんじがらめにしたり、

洋服だったり、インテリア、雑貨を買うなどの買い物に依存したり、

お酒を飲むことだけを考えて一日を過ごしたり

食べ物を拒否したり、ドカ食いしたり、吐いたりなどが

日常生活に起きるようになったりします。

 

どうやって悲しむのか?

急がない、ということが大事だったりします。

 

寝ることや食べること、仕事や子どものことなどの

生活リズムを意識して過ごします。

 

『今の自分にとって一番大切なのは何か?』

を自分に問うてみるのもいいかもしれません。

わからない、と思っても大丈夫

 

睡眠や食事など生活のベーシックなところを

大切に繰り返すことをしていきます。

 

一時的には、人に会いたくないと思ったり、

子どもを公園に連れていくのがおっくう

行楽地で家族をみると、心がチクリとする

参観日にお父さんが来ていると、ざわざわする

父の日に描いた絵をみて、ドキッとする

ことがあったりします。

あるいは、もうれつに腹が立ってくる時もあります。

あんなことも出来なかった

いろいろケチをつけられた

怒られたことを思い出したり

子どもが同じ言い回しをして、固まったり

「片づけ片づけ言われたけど、夫がいなかったら、片付いてるわ」

とイラっと言いたくなったりすることもあります。

 

かと思えば、自分が悪かったの?

もうちょっと、私が〇〇していれば、

もっと優しくしてあげたら、今頃は・・

私の性格があっけらかんとしていたら、

強気で言い返せる人だったなら

なんて、後悔や罪悪感にさいなまれるときもあったりします。

 

どれもプロセスのうちの一つです。

どこかに長くとどまる場合もあれば、

同時にいくつかが生じることもあります。

 

強すぎる思いをほどほど領域にもどす方法

どこのプロセスでも、強すぎる思いは、

自分を見失うことにもなります。

 

例えば、後悔と子どもに対する申し訳なさで一杯になり、

謝ってばかりで、子どもからは「もういいよ」と言われる。

ごめんねと言っても、ちっとも心は軽くならないなんて状態なら

 

ちょっと手をぎゅっと握ってみる

どんな感じですか? 

手を握った瞬間はどうですか?

ゆっくり少しだけ手を開いてみるとどうなりますか?

 

握ったら、爪が手のひらにあたって痛い

かもしれないし、

その瞬間は手に集中したかもしれません。

どんな感じでもいいですよ。

 

後悔が浮かんできたら、手を握ったり、少しだけ開くのを

繰り返してみてください。

あるいは、意識的に後悔を思い浮かべて

手を握ってみる、少しだけ緩めるのをしてみるのもいいと思います。

 

喪失を悲しむプロセスを共に歩む人々

多くの場合、これらを一人で抱えて、

乗り越えようとされています。

もちろん、友人と話したり、ご家族に聞いてもらったり

していることもあると思います。

 

ただ、なかなか深いところまでは

話せなかったりします。

 

面会交流について語り合う場を

持ったのですが、参加された方は

話ができてよかった。

同じような思いをされている人がいたり、

共感してもらえて、自分の思いが整理できたと

いう感想を頂いています。

 

このようにグループで共有していったり、

トラウマがいろいろある場合は、

カウンセラーとプロセスしていくことがいい場合もあります。

 

また、悲しむのはエネルギーがたくさん

必要だったりもしますので、他の人から力を借りるのも

大切です。

 

嘆き悲しむことを充分に行うことが大事な理由

深い部分で、「自分は失敗した」「結婚を継続できないダメな自分」

などを持ってしまうからです。

 

そうすると、どんなに終わったことにして前に進んでも、

その思い込みが行動や思考に影響を及ぼしてくることがあります。

 

仕事でプロジェクトを抜擢されても、

こんな自分で大丈夫か? との思いから辞退したり、

チャレンジしようとしなくなります。

また、子どもが新しく部活やスポーツ、習い事をしたい

と言って来ても、現状に留まるよう言ったりします。

 

少し大人の物言いになると、夫と同じになるのではないかと、

過剰に心配したり、子どもが夫に似ているところがあると

思っては、その部分を排除しようと躍起になったりします。

 

過去や、まだ起きていない未来に生きて、

今を生きることができなくなってしまいます。

 

今の自分はどうでしょうか?

何が好きで、どうしたいか、があるでしょうか?

 

日々の生活をするのが精いっぱいで考える暇はない

という方が大半かもしれません。

 

考える時間を作ってみる、

ことが優先事項かもしれません。

 

今の子どもはどうですか?

あなたと子どもの関係は、どんなふうですか?

変えたいのか、このままで十分だと思うのか。

今の自分に目を向けてみましょう。

 

何をしたいか、がでてくるかもしれません。

今は、このままでいいというのなら

自分の日々を繰り返していけばいいですし、

子どもとの今を見ていけばいいですよね。

 

どうしたいか、がでてきたら、

取り組み方や順番を考えていきます。

 

離婚によって得たものいろいろ

離婚には失うばかりではなく、得るものもあります。

穏やかな時間

自由

生活を自分でコーディネートできる

笑顔

生活のスキル

時間

素の自分

弁護士さんとの関係

相談員さん

行政サービス

社会と法律の知識

他にもいろいろあるでしょう。

 

元々、持っていて、結婚により隠れていたけど、

それが出てきたと言う場合もあれば、

自分では思いもよらない力があったというのも

あったりするのではないでしょうか。

 

電気の配線もできるわ、だったり

家具を動かすのはできないけど、

配置換えサービスを頼めばいい。

言われるがままだったけど、

調停で反対意見を言ったら、通ったとか。

 

こんなこともできるんだ、だったり、

やってみたら、できた、ということもある。

「一人で子どもを育てるなんて無理だ、できっこない」

と言われたけど、なんとかできてる。

夫がいなくても、やれてる、ということもあったりします。

 

離婚の過程や自分を支えたもの

仕事

職場の人間関係

子どもと積み重ねる時間

子ども

家族

友達

居場所

趣味 

習い事

相談員さん

弁護士さん

他にもいろいろあると思います。

 

振り返ると、いろいろなものや人が

自分を支えているということが

明らかになったりします。

 

一人ではない、という思いがする方も

いらっしゃいます。

 

前に進むことも大事ですが、

喪失を嘆いたり悲しんだりすることも

とっても大事です。

そのことが前に進む力にもなっていきます。

 

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