親子関係やパートナーとの関係でトラウマを抱える女性のこころのケア

やめたいのにやめられない の背景には、〇〇があった!

 
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大谷 あおい
徳島市で女性のための心のケアをしています。身体やこころが縮こまっていたりしんどくなっている方がのびやかに生きられるようサポートしていきます。もっと詳しいプロフィールはこちら
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お酒をやめたいのにやめられない

過食をやめようと思ってもできない

なんてこと、ありませんか?

 

どうしたらいいの? 

その疑問を解くヒントをお伝えしていきますね。

 

依存は感情の火消し

お酒を飲む直前、何がありますか?

食べ物を食べようとするちょっと前に何が起きていますか?

 

嫌な感情、辛い、なんて自分はダメなんだ、惨めさ

など様々な感情がありませんでしたか?

 

お酒や食べることにハマっているとその感情は消されます。

 

飲んで楽しい気分になったり、腹が立ったり、自分はすごい!などの

感情がでてきて、さっきの感情はどこにあるかわからない。

過食なら、目の前の食べ物、身体の感覚に集中していて、

直前にあった思いは見あたらなくなっています。

 

それこそが火消しの目的なのです。

嫌な感情をぶっ飛ばす、あるいは一気に消火してあとかたも

ない状態にするのです。

 

火消しはどうして生まれたか?

トラウマや傷つき体験があった際、そこから派生する感情や感覚を

とても自分に取り入れられない時、圧倒されてどうしたらいいかわからない時に、

あなたを護るためにでてきたのです。

そうやって、なんとかその場を生き延びられるようにしてきました。

素晴らしい働きです。

つまり、依存することで感情に守ってきたとも言えますし、

感情に飲み込まれて動けなくなるのを止めてきたとも言えます。

 

トラウマや傷つき体験は思い当たらないという方もいらっしゃいます。

反対に、トラウマが大きすぎて思い出せないところに追いやっている方、

棚に上げているという状況にある方もいらっしゃいます。

 

依存行動そのものが目的となって続く場合

例えば、ギャンブルをしてみたら、勝った。ものすごい高揚感に包まれた。

自分は特別な存在、どうだすごいだろう! 神に目をかけられた人間なんだ、

と、それを味わいたくて何度も繰り返すという場合もあります。

 

ただ、ギャンブルをする前の自分は、ちっぽけな存在、たいしたことない自分

という思いがあることも多かったりします。

お酒や性依存の場合も同様です。

 

何らかの不全感や満たされない気持ちなどがあることが多いため、

トラウマや傷つきがない場合も、依存行動を辞めるのは、辞める行動を

することと併せて、背景にあることにも取り組むことが大事になります。

 

SNS依存って?

ほとんどの方がスマホを持っていらっしゃると思います。

ちょっとした隙間時間にスマホを見る、人と話している時も

気がついたらスマホに手が伸びてる。

 

食事を待つ間、テイクアウトで並んでいる時などもすぐにスマホを出している。

寝る時もスマホを近くにおいて、起きたら一番にすることは、

スマホチェックという方も多いのではないでしょうか?

 

ない状態を思い出せない。

スマホがない時、どうしていたのか?

友人と食事に行って、待っている時、何をしていたのか?

なんて、意識して思い出さないとでてこなかったりします。

あるのがあたり前になっていて、ないとソワソワしたり、

手持ち無沙汰で何か足りないように感じしていまいませんか?

 

依存も同じ状態です。飲まないと一日が終わらない。

嬉しいと言っては飲み、腹がたつ一日だったからと飲む。

 

最初は少しで良かったのに、だんだん効きが悪くなります。

慣れが生じるので、四六時中するようになって行きます。

 

スマホも、最初は短い時間だったのに、いつも携帯している。

触れるところにないと、あわてて探していませんか。

 

デジタルデトックスをしよう、スマホから離れる時間をとりましょう

と言われます。浸りながら、距離を取るのは難しいのです。

 

アルコール依存を助長しないために、多くの国では、お酒のCMを規制しています。

時間帯や飲んでいる様子を見せないようにしています。

視覚や聴覚から情報が入ると、依存物質を渇望する脳細胞が活性化します。

それにより、依存行動を繰り返すことがわかっています。

依存しているものに触れないことはとても重要なのです。

 

火消しさんはどこにいるのか?

無意識と呼ばれるところにいます。

頭で考えても、お目にかかるのは難しいです。

 

合理的にと思ってみても、依存は合理的行動ではありません。

「食べすぎて身体を壊すのは、非合理だ」

「飲みすぎで人間関係を壊し、仕事でも失敗した」

「今日は絶対飲みすぎないようにしよう。」

と何百回思ってみても、行動を変えるのは難しいです。

 

身体が食べることを要求しているように感じます。

食べないとよくないとか、食べるよういろいろなイメージや思いを

どんどん湧き上がらせてきます。

それに逆らえる人はなかなかいないでしょう。

 

検索エンジンから送られてくるパーソナライズ広告より、

もっとあなたのことを知り尽くしたイメージや考えがでてくるのですから。

 

 

対応法 その1 火消しさんはどんな人?

火消しさんはパーツさんでもあるのです。

だから、火消しさんに尋ねてみることができます。

いつから存在しているのか?

年齢は何歳ぐらいなのか。

どのような姿で、これまでにどんな活躍をされてきたのか。

火消しさん自身は自分のことをどう思っているのか。

 

火消しさんのことを他のパーツさんは良く思っていないことも多いです。

それゆえに、辛い思いを誰ともわかちあうことなく一人でいることも

よくあります。

 

いきなり話しかけるのではなく、火消しパーツさんがいることを

知ってください。

今は、感じられなくても大丈夫。

いるかもしれない、と思ってもらえたらいいです。

 

また、話しかけても最初は答えてくれないことも多いかもしれませんが、

ゆっくりと少しずつ関わっていくことが大事。

 

対応法 その2 火消しさんと対話する

どんな思いでいるのか。

応えてくれたら、共感してねぎらってください。

危機的な状況の時に、飛び出してきてくれてるんだねとか、

いつも火が出ていないかと見回りしているんだね、とか。

 

火消しさんは小さな火も見逃さないようになっているかもしれません。

つまり、線香花火に井戸の水全部使う、というようなことです。

線香花火は大丈夫、といっても「火は火だ」と譲らないかもしれません。

だんだんと火に対する危機意識が暴走気味になってしまい、

ちょっとでも感情の炎が揺れると警報が鳴り響くように

なってしまっているかもしれません。

警戒度合いを下げてもらうためには、まずその存在を認めることです。

依存は悪いものだ、治さなくてはいけないと火消しさんを無きものに

するのではなく、一人ぼっちで頑張ってきたことを聞かせていただきます。

他のパーツさんからは暴れん坊だと言われて嫌われていたりします。

理解されずに淋しい思いをされてきたことに共感したり、ねぎらいます。

 

対応法 その3 傷つきを癒やす 

火消しさんと充分話ができて、感情が揺れても今は大丈夫だとなってきたら、

その後ろにいる、トラウマを抱えたパーツさんと関わっていきます。

 

とても怖がっていたり怒りに燃えていることもあります。

慎重に進めていくことが大事になります。

 

トラウマを抱えたパーツさんに関わる前に、リソースを育てておくことが必要です。

リソースって何? と思われる方も多いと思いますが、

呼吸をして少し内側を感じられるよう準備を整えたり、

安全な場所をイメージしたり、自分の身体に寄り添ったりしていきます。

 

ご自身で行う場合は、マインドフルネス状態になることをしばらくしてみたり、

紙に今日の状態を書いてみるなどをしてみるのはどうでしょうか。

言葉で書くのが難しい場合は、グラフにしてみるやり方もあります。

 

準備もなくトラウマを扱うと、フラッシュバックなどのトラウマ症状が増えたり、動けなくなることもあります。

 

大きなトラウマや、長年にわたる複数回のトラウマなどの場合は、カウンセラーと一緒に行っていくことが大事だと思います。

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