親子関係やパートナーとの関係でトラウマを抱える女性のこころのケア

夫はもういいけど、子どもの側にいたいと思うのはわがまま?

 
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大谷 あおい
徳島市で女性のための心のケアをしています。身体やこころが縮こまっていたりしんどくなっている方がのびやかに生きられるようサポートしていきます。もっと詳しいプロフィールはこちら
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夫とはうまくいかないことが多かった

自分なりに努力はしてきたけど

これ以上はできないと

ようやく思えるようになった

 

でも、子どもが成人するまで側にいたい

夫はできないなら離婚だと言う

 

これって、私のわがままなの?

 

子どもの側にいることは、あなたにとって何だろう?

親だから、当然。

子どもに母親は必要だもの。

夫に子どもは任せられないし、

私がいなくなったら、子どもが困るだろう。

 

子どもも中学生ともなれば、

小さい頃のような

直接的な世話は減っていきます。

 

何をしますか? 

 

もちろん、情緒的なことや

学校とのやりとり進路や部活のこと、

社会的なかかわりのことなど

まだまだたくさんありますよね。

 

あなたにとって、母であることが

大事だったりしませんか?

母である自分がなくなったら、残りがほんの少し

になりませんか?

 

親や周りの大人にとっての「いい子」で生きてきませんでしたか?

親に言われて、あまり考えずに従ってきた。

自分をだすと「わがまま」と言われるので、

言うのはいけない、我慢が大事と思ってきませんでしたか?

 

何を我慢しているのかもわからず、

ただ我慢すれば、良くなるのだと思ってきませんでしたか?

 

自分のしたいことは何か? なんて考えてもでてこない。

 

「君はどうしたいのだ?」と聞かれても、

夫がもっと優しくて思いやってくれる人なら

今みたいにはならなかったのに、と思う。

でも、どうしたいかは、わからない。

 

あなたは、どんな人? 何をしたいですか?

別になにもしなくてもいい。

ただ幸せになりたいだけ。

 

どうやって幸せに気づきますか?

どんな状態になったら、幸せだと思うでしょうか。

意外と、それがぼんやりしてませんか?

 

「幸せになったら、わかるわよ」って思っていませんか?

それでもいいのですが、目指しているものがわからないと

進む方向があやふやになりませんか。

 

あなたにとって幸せは、どんな風ですか?

すぐに思いつかない場合は、ちょっとだけおつきあいください。

椅子に座っているなら、座骨を少し意識して

お尻は座面にどのようについていますか?

 

少しだけ、自分の内側を意識してみてください。

なんとなくで大丈夫。無理をしない。

こうなるべき、なんてのは何もないですよ。

 

“幸せー”という状態をイメージしてみることはできますか?

あなたにとってどんな感じですか?

 

すっきりしている? 温かい? 風が吹いている?

自信をもって生きている

人といてもおどおどしない

 

ひどいことをいわれない

自然体でいられる自分

言いたいことを言えることかもしれません

それとも・・

 

その自分になっているところをイメージしてみて

ください。

どんな感じですか?

 

子どもはきっとわかってくれる、こんなに頑張っていることを

夫にひどいことをされても耐えていることを

子どもが理解してくれるからこの場所にいる、

のでいいのでしょうか?

 

子どもはそれを望んでいるのだろうか。

 

両親にいてほしいと多くの子どもは

思っています。でも、あまりに力関係が不均衡で、

一方がひどい目にあっていたり、

毎日のように争っているなら

離婚してくれた方が良いと

思うようになることもあります。

 

大好きな二人が、目の前で争っているのですから、

見たくないと思うのも自然だと思います。

 

子どもは、夫婦げんかでさえ不安になるという

調査研究があります。

けんかするならメールやLINEでしたほうがよい

という研究者もいます。

つまり争いが聞こえると子どもによくない影響を

与えてしまうということです。

 

けんかの後を引きずらない、のも大事です。

何か雰囲気が違う、というのを子どもは察知します。

声はしなくても、なんかおかしいと

なったら、子どもは自分のせいだと思いがちです。

 

子どもにも自分の判断基準がある

夫が離婚を口にするようになり、

子どもから、「母さん、どうするの?」

と聞かれた。

 

子どもは学校や家を変わりたくないから、

「父さんと、この家に残る」と言う。

 

子どもが母親についてこないなら、

家を出る理由はなくなる。

ますます離婚することはできないと思うが、

夫からの離婚要求は日ごとに増えていく。

 

さて、どうするか?

 

多面体でいきましょう、サッカーボールのように

母の部分もあるけど、

好きなブログや写真を保存する人だったり

気になる人の記事を読んだら、ちょっとだけその人の要素が増える

なんてこと、ありませんか?

 

例えば、ていねいな暮らしのインスタを見たら、

ていねいな暮らしをしようと思う自分が少しだけ増える

ミニマリストのYou tubeをみたら、

何もない空間をちょっと夢想してみたり。

あるいは、私にはできないわ。洋服はたくさん必要だし、

可愛い雑貨に囲まれていたい、と自分の指向の輪郭が見えてきたり

しませんか。

 

友人の話を聞いて、ちょっと自分を振り返ったり

女優さんの夫が不倫したニュースをみて、

憤慨したり、きれいな人もうまくいかないんだと思ってみたり

薬物問題の報道を見たら、薬物ってええんやろか? って一瞬思ったり

 

いろいろな、自分がいることと思います。

サッカーボールのようにいろいろな面があって、

自分になっていますよね。

 

母であることが前面にでてくるようになったのは、

夫と言い争うようになってから、かもしれません。

他の面で対抗しようとしても、太刀打ちできなかったから。

母親であることは、自分にしかないものだった

 

だから、何もかもをそこに入れ込んでこられた

かもしれませんね。

ちょっとした揺らぎや、不安や、心配や、自信のなさや

誇らしさや自慢や喜びもすべて母親という面に落とし込んで

しまっているかもしれません。

 

人には、いろいろな部分(パーツさん)が存在しています。

サッカーボールの面それぞれがパーツさんとも言えます。

どのパーツさんもあなたの大事なパーツさんです。

それぞれに役割があって、意味があって存在しています。

 

危険を察知する警備員のようなパーツさんや、

レスキューするパーツさん、怒りを表明するパーツさん、

なだめるパーツさん、それらを管理する司令塔のような役割の人もいます。

 

司令塔が母親役割推しなのかもしれません。

夫の子育て参加はごくわずかだったから。

一人でしてこられたことが多かったのだと思います。

この先を、母親役割推しだけでやっていくのは難しいかもしれません。

 

 

次の展開のためにできること

これまで頑張ってきてくれた司令塔パーツさんと対話をしながら、

司令塔パーツさんの存在を認め、その働きを十分に労います。

 

何か言いたいことがあるかや、どうしたいかを尋ね、

それが実現するための方法も司令塔パーツさんと一緒に考えます。

 

例えば、司令塔パーツさんは、これまで、母親役割を前面に出すことで、

子どもとの関係を構築し、学校その他とのやりとりもできてきたんだって

言うかもしれません。だから夫との関係もやり過ごせたじゃないかって。

 

それなのに、「母親だからと言っても、妻としてはやっていけないのでしょ?」

と言われるなんて。なんだか、自分が否定されているみたいで嫌な感じ。

子どもがいるから、いつまでも母親なんだから、これからもやっていくよって

言うかもしれません。

 

今まで、ずっと頑張ってくれてありがとう。あなたがいたからここまでこれたよ。

しんどい時も、体調が悪くて動けない時も。子どもに関わることは、夫に言うこともできるようになったし。母親パーツさんがいたからだよ、ありがとう。と言ってみます。

パーツさんがどんな風に言うかはわかりませんが、こんな風に労っていきます。

 

お一人でするのが難しいとお感じになる場合はカウンセラーとご一緒にしてくださいね。

 

労いが十分に届くと、どうしたいのかを尋ねると応えてくれるようになります。

急がないで、少しずつしていかれるといいと思います。

 

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