子どもとの遊び方がわからない ストレスなく遊ぶ3つの方法
子どもに「遊ぼう」って言われると
ストレスを感じることありませんか?
いざ遊んでも
遊び方がわからない、というのもよくお聞きします。
遊ぶのがうまい友人をみると引け目を感じる
なんてこともあるかもしれません。
それを改善するために、
ストレスなく遊ぶための3つの方法をご紹介しますね。
遊びは子どもとの関係を築くのにとてもいい時間です
してほしくないことを減らして
してほしいことを増やすためにも、
ベースとなるものが温かい関係だとやりやすいです。
それを作っていくのが”遊び”だったりします。
険悪な関係の人のいう事や
いつも怒られてばかりの人からの頼まれごとはしたくない、
と思ったりしますよね。
仕方なくするはするけれど・・
いつもお願いって言ってくる人とも
良い関係は築けないですよね。
同じように、親子関係も怒ってばかりや、
お願いだから〇〇してのようなやり方だと
うまくいきません。
温かい関係があるとしつけの部分もうまくいきやすいです。
遊びの何が難しいか?
どこがおもしろいかわからない。
子どもが遊んでいるのを見ているだけ
になってしまう
何をしたらいいのかわからない
お笑い芸人のような技術がないし・・
子どもの喜ぶポイントがわからない。
子どもは親がそばにいて遊びに参加してくれること、
そのものがうれしいのです。
子どもの遊びに参加する3つの方法
真似をする
繰り返す
子どものしていることを伝える
これらをすると、子どもはとても喜びます。
(1)真似をする、なんて、何が楽しいの?
と思うかもしれませんが、
自分と同じことをしてくれると、
嬉しいのです。
素敵な人の着ている洋服を買ったり、
インスタグラムで見た雑貨を通販でポチっとした経験ありませんか?
あるいは、ネットの記事を生活に取り入れたりしますよね。
私たちは、いろいろな真似をしたり
そのうちの一部を自分に取り入れたり、
さらに改変して使ったりしています。
親が真似をすることで、子どもに生きていくスキルも
伝えることにもなります。
子どもを真似するといっても、
特別なことをするわけではありません。
ブロックを持ったらお母さんも持ってみる
お絵描きをしているなら、そばでお母さんもしてみる
子どもの顔の表情や手足の動きを
同じようにしてみるのも真似になります
真似をされると、親が関心をもってくれるんだと
わかるので、嬉しくなったり、楽しくなったりします。
(2)子どもの言った言葉をそのまま繰り返します。
しゃべりながら遊ぶ子どもであれば、
子どもが「赤い色で塗ろうっと」と言うなら
「赤い色で塗るんだね」と繰り返します。
子どもが「そうだ、ここの段ボールを切ったらまどになる」なら
「段ボールを切って窓を作るのね」
というように言います。
繰り返すことは、聞いてもらっているという実感になります。
そこに判断を加えないことで、受け入れられているとも
感じることにもつながります。
大人から子どもへの声掛けの70%が質問
であるというデータがあります。
帰宅すると、「今日どうだった?」
「お昼ご飯、全部食べた?」「おいしかった?」
「お友達は?」「先生はなんて?」
など怒涛の質問ラッシュですよね。
子どもが応えないとさらに「どうして?」などと質問を重ねます。
答えないなんてありえない、と思っていませんか?
そうなんです。
質問って答えを求めているのです。
答えを求める方が力を持っていることが多かったりします。
上司から部下へ。先生から生徒に質問する。
質問する方がその場をコントロールしている。
夫から妻へ 妻から夫へ
うちの夫は私が何度も聞いても答えないと思っている
人もいるかもしれません。
その場合、答えないということで場をコントロールしていたりいます。
答えがないと、ないがしろにされたような、
無視されたような気持ちにさえなったりします。
質問は権力闘争になったり、こちらの気持ちが落ちたりすることが
あるので、遊びの時には使わないようにしてみます。
あるいは、遊びを通じていろいろ教えたい、という思いも
あるかもしれません。
「これは何?」と聞いて答えられないと、
「牛さんだよ」とか「トラックっていうんだよ」など。
それもいいのですが、遊びに苦手意識があるのなら、
まずは”楽しく遊ぶこと”をしてみるのはどうでしょうか?
その場合は、できるだけ質問は控えて、
子どもの遊びについていくようにしてみるといいと思います。
(3)子どもがしていることを言葉にしてみます。
例えば、「黄色いクレヨンで線を引いています」
「青いブロックを積みました」
「線路に電車を走らせているよ」
など、子どものしていることをそのままを言うようにします。
赤いクレヨンでぐるぐると円を描いていると
「お日様になるねえ」など先取りしないことが大事です。
子どもがお日様を描いているのならいいですが、
別のものを描いているなら、子どもは戸惑ったり、
自分の描いているものを否定されたように感じるかもしれません。
大人の先入観が子どもの自由な発想を止めてしまう
可能性があるので、遊びの時には脇に置いて、
子どものしていることを表現するようにします。
子どもとの遊びは、短時間集中でしてみてください。
一日中同じようにするのは無理があります。
親に遊んでもらえなかったので、遊び方がわからない
親はいつも忙しくて、遊んでもらった記憶がない。
病気がちだったり、自分のことにかまけていて
子どもの相手をしない人だった
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
自分がしてほしかったことをしたらいい、
とアドバイスされたけど、今は子どもじゃないから
わからない。そうですよね。
子どもと遊ぼうとすると、イライラがでてきたり、
なんだか無になってしまうということがあるなら、
自分が親からしてもらえなかったという思いを
もつパートさんが言いたいことがあると言っているかもしれません。
親に遊んでもらえず淋しい、悲しい、腹が立つなどの
想いを子どもながらに抑え込んできた。
親にはいろいろな理由があったのだと思います。
親自身が病気がちだった、仕事が忙しかった、
両親の仲が悪くていつも沈んでいた、
義両親ともめていたなど。
子どもであったあなたは、
親には子どもと遊ぶ余裕はないのだなとわかっていた。
でも、子どもとしては遊んでもらいたいと思うのは自然なことです。
それを抑えるのは、相当な力が必要だったでしょう。
そのために、それを主に受け持つパートさんができたのでしょう。
パートさんは一人でずっと耐えてきた。
だから、あなたが子どもと遊ぼうとすると、
「なんだよ。ずっと耐えてきた自分を忘れたのかよ」と
騒ぎだしてしまうこともあるのです。
まずは、パートさんの存在をあなたが認めてあげることが大事です。
「そうだったんだね。」
「今までずっと耐えてきてくれてありがとう」
「一人ぼっちにしてごめんね」
と語りかけます。
最初はあなたの言葉を拒否するかもしれません。
その場合は、感謝を言ってまた来ることを伝えます。
少しずつ、耐えてきてくれたパートさんに寄り添っていきます。
何度も繰り返すうち、あなたが、子どもと遊ぶのを許可してくれる
ようになっていきます。
そうなると、あなたが子どもと遊ぶことで、
耐えてきてくれたパートさんも、あなたと一緒に遊ぶようになり、
遊ぶことを喜ぶようになっていきます。
遊ぶことにさらにブロックがある場合もあります
遊ぼうとすると、どうしても引っかかる
正しく遊んでいないような気がする
きちんと遊ばないとイラっとする
などがあるなら、別のことがあるかもしれません。
もっと言語化できない頃の何かだったり、
トラウマ的な何かが関わっている場合もあります。
その場合は、カウンセリングなどで扱っていくことが
大事です。