カウンセリング
カウンセリングオフィスフラミンゴのカウンセリングは、
身体指向(ソマティック)なアプローチによるカウンセリングを行います。
ソマティックってなに? と思われるかもしれません。
人は、傷ついたり、嫌なことがあった時、
反論することもその場を離れることもできない場合では、
身体を固くしてやりすごすという方法をとることが知られています。
また、傷ついたと実感するのは、ほんの一部であったり、
幼いころから、傷つき体験をたくさんしてきたり、
お家の中で安心した感じを持てない環境であったりすると、
傷ついたと感じるのは後回しにして、
目の前を生きることが重要になります。
それらは、必要があって編み出した大切なスキルですが、
どうして自分がつらいと感じているのかがわからなくて、
気づけばただ涙がでている。
泣いている理由は自分でもわからなかったり、
腰痛や頭痛などの形となることもあります。
今どう感じているか? と聞かれてもわからない時、
身体の感じを目印にしていくほうがわかりやすかったりします。
お腹が重いだったり、胸が詰まるようだとか
話したいけど喉のところで止まっているなどがでてきたりします。
それらを一緒に探求していきます。
自分の呼吸に寄り添ってもらったり、少し内面に目を向けてもらったり、
クライアントさんの状態に応じて、少しずつ行います。
また、クライアントさんの持っているリソース(資源)に気づいてもらったり、
クライアントさんがそれまで培ってきたやり方をお聞きしながら、
何をプラスしたらよりよくなるのか。
あるいは、何かを引き算することで楽になるのかなどを一緒に探索してみたり、
提案したりします。
もちろん、感情について話したり、自分がどのようになったらいいのかを
一緒に考えていくこともあります。
トラウマに取り組みたいクライアントさんには、EMDRを使うこともあれば、
身体を感じてもらいながら、感情を取り扱ったりすることもあります。
カウンセリングの場はクライアントさんと創るものだと考えています。
今、ここを大事にしています。
過去の出来事を一から話さなければならないということではありません。
言いたくないことは、そのようにおっしゃってください。
何らかの違和感やしんどさを少しでも軽くして、
あなたの持っている本来の力を感じてもらえたらと思います。
あなたのなりたい状態に近づけるよう、歩みを進めていけたらと考えています。
ご利用者様の声
【40代 女性】
カウンセリング、とても楽しかったです。
自分のことに意識を向けて、自分の気持ちを言葉にして
人に話すという作業は普段の生活ではあまりないし、
思わぬ方向に掘り下げていただいたりすると
新しい気付きもあって、私にとっては楽しい充実した時間でした。
ありのままで自分を防御しない感じがクライアントに
程よい距離感やコントロールしない感じを与えて、
かつ受容的でとても良かったと思いました。
【西田さん】
私は約1年半カウンセリングを受けました。
私にとっては、心を耕すようなカウンセリングでした。
心を耕すのに、自己流で鍬をおろすのは適切ではありません。
心の傷みや傷は時に直視しにくいものだからです。
鍬の下ろしかたや耕す場所を教えてもらって、
私は安全に自分の傷や心の傷みに触れていくことができました。
安全に出会わせてくれる、というのはプロの力だと思います。
ありがとうございました。
また、これからも心を耕す時に、お力をお貸しください。